トヨタ・カムリは、全世界で累計1,000万台を販売しているトヨタのベストセラーカーで、カローラとともにトヨタの屋台骨を支える世界戦略車となっています。
日本国内仕様はハイブリッド仕様のみとなっていますが、世界市場向けにはガソリン仕様車も存在しています。
トヨタのラインナップの中で、長年ミドルクラスセダンの王道とされる「カムリ」の口コミや評価等をお伝えします。
トヨタ・カムリ、グレードや価格は
引用:http://toyota.jp/camry/
1980年、「セリカカムリ」として登場以来9代目となる「カムリ」は、北米を中心とした海外市場で高く評価を受けてきたミドル級セダンです。
この度、2011年、フルモデルチェンジを行い、ハイブリッドモデルのみのラインナップで、日本国内市場にデビューしました。
トヨタの全モデルの中で、長年「ミドル級セダンの王道」とされてきた「カムリ」は、その伝統を継承し、
そのボディサイズは、
全長
4,825mm
全幅
1,825mm
全高
1,470mm
ホイールベース
2,775mm
とやや大きなセダンに対するニーズに応えたものとなっています。
その上、ワイド感を強調するグリルやヘッドランプ、さらにボディ全体を前傾姿勢に見せるルーフラインやショルダーラインが採用され、これまでにない躍動感と存在感を感じることができます。
インテリアは、ダッシュボードからセンターコンソールにかけてのデザインはこれまでと大きくイメージは変わっていませんが、パッケージングそのものが見直され、後席の二―ルームも大きく拡大されました。
さらに、乗員がより解放感を味わうことのできる室内形状の変更、遮音ガラスや防音構造のダッシュボードなどの静粛性の向上が図られています。
トランクルームも、後席の後ろにバッテリーを積むハイブリッドカーとしては大きく、後席の右側のみ背もたれを前方に倒すことが可能で、トランクルームとキャビンをつなぐことで、長尺物の積み込みが可能となっています。
引用:http://toyota.jp/camry/
トヨタ・カムリのグレード構成と車両価格は
◆カムリ・ハイブリッド
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3,221,345円
◆カムリ・ハイブリッド”Gパッケージ”
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3,427,527円
◆カムリ・ハイブリッド”レザーパッケージ”
引用:http://toyota.jp/camry/
4,028,400円
◆カムリ・ハイブリッド””Gパッケージプレミアムブラック”(特別仕様車)
3,591,491円
となっています。
この中では、カムリ”Gパッケージ」”が売れ筋となっています。
価格はハイブリッドを搭載したLサイズセダンとしては、割安感があります。
価格について、口コミでは大きめのサイズでのセダンの割にはお得感を感じていらっしゃる方が多い傾向となっています。
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トヨタ・カムリ、燃費は
引用:http://toyota.jp/camry/
トヨタ・カムリは日本での発売はハイブリッド仕様のみとなっています。
そのパワートレインは、2.5リッターガソリンエンジン(160ps、21.7kgm)とモーター(143ps、27.5kgm)を組み合わせたハイブリッドユニットのみとなっています。
ベースとなるエンジンは、先代モデルの2.4リッターエンジンに比べて排気量がアップしただけではなく、ミラーサイクルやクールEGR(排気の一部を冷却して吸気に回す機構)などの採用で、燃焼効率が向上し、加速性能も3リッターガソリンエンジン車と肩を並べるものとしながら、クラス最高のレベルのJC08モード燃費23.4km/Lを実現しています。
組み合わされるトランスミッションは全車CVT、駆動方式は前輪駆動(FF)のみとなっています。
走行モードは燃費を優先する「ECOモード」やモーターのみで走る「EVモード」の選択が可能となっており、ナビゲーションシステムの画面には、燃費などのエコドライブに関する詳しい情報が表示されています。
燃費のついての口コミはどうでしょうか。
◆納車後、高速6割、一般道4割といった比率でディスプレイ表示では19.5km/Lでした。
◆ストップアンドゴーの多い都市部の市街地では14~15km/L程度のようですが、1.5トンを超える車重で一般道15km/L、高速20km/Lは十分満足できるレベルです。
そのほかはどうでしょうか
◆カムリは軽と同じ走りで、平均19~20km/L(通常モード、エアコンなし)、夏場でエアコンを使用すると3km位は落ちるようです。
◆これまで約14,000km走行して、約19km/L位ですので大変満足しています。
これらは「満タン法」によるものです。
エコモードにすればもっといい数字が出ると思いますが、加速感が落ちるようです。
だいたい皆さんの実燃費を見てみると、
市街地
15km/L
高速道路
20km/L
となっています。
トヨタ・カムリ納期最新情報
引用:http://toyota.jp/camry/
それでは納期についてはどうでしょうか。
◆私の場合は、9月中旬での契約です。
その時点では納期は12月末との回答でした。
先日ディーラーからの連絡によると、11月20日に工場出荷、船便が10日ほどかかるため、12月初めにはお渡しになるとのことでした。
担当者からは、やはり増産の結果早まったと説明を受けました。
別の方はどうでしょうか。
◆9月中旬に”Gパッケージで注文し、納期は12月初めといわれています。
首を長くして待っています。
だいたい平均すると
2.0~2.5か月
となっているようですが、ディーラーからの最新情報では
約1か月
とコメントしています。
地域やディーラーによって少し差が出ているようです。
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インテリアの評価では
引用:http://toyota.jp/camry/
◆初代以来の「大きなカムリ」の伝統を継承した大きなボディのオーソドックスなセダンです。
◆インパネ周りに作りはオーソドックスです。
もう少し高級感が欲しいところです。
後部座席は、FFビッグセダンの特長である広い空間を初代からの伝統として継承されています。
先代よりも広くなった感があります。
ただし、先代は後部座席でも若干リクライニングできましたが、最新型ではリクライニングができなくなっています。
さらにサンシェードも廃止され、代わりにソフトプライバシーガラスとなっています。
また、先代では助手席も電動シートでしたが、最上位クラスを除いて助手席が手動シートになったのはマイナスです。
メーターまわりは、見やすくてスタイリッシュでカッコいいと思います。
純正オーディオは及第点を付けます
この他にも、こんなコメントがありました。
引用:http://toyota.jp/camry/
◆新型カムリは、2.5Lの力強い走りとハイブリッドの組み合わせで、燃費25.4km/L(ハイブリッドグレード、16インチタイヤ装着車・JC08モード)が実現されています。
おとなしいエクステリアですが、走りは小気味よく気持ちがいいと思います。
◆新型カムリのエクステリアは万人受けするスタイルで成熟されています。
◆ボディカラーも豊富で、時代の流れをしっかり取り入れています。
◆新型カムリのインテリアは、かなりゆったりとしています。高級感もあり落ち着いた色使いをしています。
◆運転席は座る心地が良く、運転しやすいと思っています。
◆後部座席は、大人3人でも狭さを感じません。北米でも売れるわけですね。
◆カムリのメーター類のレイアウトは、よくまとまっていて、見やすいです。
◆トランクルームもかなり広く、ファミリーで旅行する時など、荷物の積み込みが十分可能です。
トヨタ・カムリ口コミまとめ
引用:http://toyota.jp/camry/
全世界で累計1,000万台を販売したトヨタ・カムリは、本格的なミドルクラスセダンながらハイブリッド仕様のみという、思いもよらぬ形で日本国内市場に投入されました。
さらに、7つのエアバッグをはじめ、コーナーリング中などに車両の姿勢を自動的に安定させる「S-VSC&TRC」や、急ブレーキ時に後続車に注意を促す「緊急ブレーキシグナル」、坂道発進での後退を防止する「ヒルスタートアシスト」などを全車標準装備としました。
また、2014年には、内外装のデザインの一新や装備の強化などいった一部改良を行い、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイの採用や室内照明をブルーに変更するなどが行われました。
安全装備では、ミリ波レーダー方式の緊急ブレーキシステムや、前走車追従機能付レーダークルーズコントロール、レーンデパーチャーアラート(車線逸警報)、夜間走行時にハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチック」ハイビーム」などをセットオプションとして用意されました。
また、音声対話によってドライブをサポートする「エージェント」機能や通信サービス「T-Connect」に対応したSDナビゲーションシステムを、最上級グレード”レザーパッケージ”に標準装備、”Gパッケージ”にオプション設定しました。
これらあらゆるメニューの充実を図ることで、日本国内市場におけるミドル級セダンの復権を狙っています。