[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]皆様こんにちは! 私は、現在発表されている新車種や、発売間もない新型車を皆様に紹介するナビゲーターの西山狭子(にしやま きょうこ)です。
今回は、SUVとして復活した、三菱 エクリプスクロスをご紹介します!
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Contents
2017年3月にジュネーブモーターショーでデビュー!
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/3205092/047_o.jpg
三菱の新型SUV、エクリプスクロスがいよいよデビュー。
2017年3月7日から19日までスイス・ジュネーブで開催された87thモーターショーで、真っ赤なボディが披露されました。
斬新なリヤビュー。三菱のダイナミックデザインが復活
引用:http://images.cdn.autocar.co.uk/sites/autocar.co.uk/files/styles/gallery_slide/public/images/car-reviews/first-drives/legacy/041.jpg?itok=NB6B–cM
三菱自動車といえば、頑強なボディーとフレームが有名なワンボックス「デリカD:5」とアウトランダーPHEVが大黒柱。
特に、デリカD:5は世界で最後のSUV+ワンボックスカーとして、アウトドア派には絶大な人気。
ですが、車種は三菱オリジナルだけでなく、提携先の日産から商用ワゴンを、スズキから軽ワゴンとコンパクトミニバンをOEM供給されることで、ラインナップを充実させています。
現在の三菱の主力は「SUV」。かつてパジェロで一世を風靡した三菱ですが、SUVブームは企業復興にも好都合。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]おもいっきり尖がったクロスオーバーカーを出してきた…そんなクルマがエクリプスクロスです![/voice]
そもそも「昔のエクリプス」ってどんなクルマだった?
エクリプス…という名前はどこかで聞いたことがある?という方は、スポーツカー好きだったかも……実は三菱は数多くのスポーツカーを開発してきており、FTO、GTO、エクリプス…と人気の高いモデルがあったのです。
1989~95年に製造された初代エクリプス。
当時アメリカのクライスラーと協業関係にあった三菱は、合弁会社を設立して、アメリカで開発したのがエクリプスだった。日本にも輸出され、左ハンドルのまま販売された
引用:http://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserCar/333661/p1.jpg?ct=19cf644acfbc
クライスラーは、現在イタリアのフィアットグループと合併、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)となっていますが、1985~93年クライスラーと三菱自動車は資本提携をしていました。
実は、1970年にアメリカのクライスラーが三菱重工業と手を組んで設立されたのが、今の三菱自動車。
ですから、アメリカで三菱のスポーツカーがずいぶん売れたのも、クライスラーの後押しがあったからなのです。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]クライスラーもパートナーがいろいろ変わりましたが、三菱も同じですね![/voice]
初代エクリプスも、クライスラーブランドで発売。スタイリッシュなデザインも人気で、販売実績を積み上げたクルマでした。
画像から見る、エクリプスクロスの「兄弟」たち
フロントデザインが統一されて、ダイナミックに!
引用:http://www.drivespark.com/img/2015/01/29-1422521219-mitsubishi-suv-concept.jpg
引用:http://www.mitsubishi-motors.com/en/events/motorshow/2015/gms2015/img/lineup_body_img01.jpg
三菱のデザインは「ダイナミックシールド」というもの。
フロントマスクでは大きく”X”のイメージとワイドなエアダクト然としたグリルが印象的です。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]画像上は、左がアウトランダー、左がエクリプスクロス。過激度でみればアウトランダー<エクリプスクロスですね![/voice]
実は、ランサーが一足先に復活していた!
下は、台湾で発売されている「グランドランサー」。
日本では小型セダンは開発中止になっていますが、台湾や中国ではまだまだ製造販売が続くようです。
[aside type=”normal”]三菱の場合、海外専用車と日本専用車が全く違うケースが多い。[/aside]
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]意外に、セダンモデルでも似合うフロントデザインでしょう?[/voice]
引用:http://grandlancer.mitsubishi-motors.com.tw
実はもっと過激なSUVがあった!
引用:http://www.mitsubishi-motors.com/en/events/motorshow/2016/gms2016/assets/img/top/img_concept_001.jpg
過激度が一段と進んだモデルが、eX concept。
このクルマはエレクトリック・クロスオーバーと銘打っているように、電気自動車として展示されました。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]このまま発売しても、すぐ売れそうな形ですね!レンジローバー・イヴォークも真っ青なフォルム。[/voice]
引用:http://www.mitsubishi-cars.co.uk/images/innovation/geneva2016/ex-side-shot-mobile.jpg
ショーモデルで見る、エクリプスクロスの特徴
完成度の高い、クーペSUV
引用:http://images.cdn.autocar.co.uk/sites/autocar.co.uk/files/styles/gallery_slide/public/images/car-reviews/first-drives/legacy/007.jpg?itok=OZpjXN8Z
デザインではまず、バックウインドウが印象的。
上下に2分割されており、もちろん、そのために後方視界はあまりよくないかもしれません。
安全性能としてカメラアイが後方に付属していれば車庫入れなどでモニター映像が助けになるでしょう。
ショーモデルのサイドビュー(上の画像)から見ると、ハードトップですが、実際のモデル(↓下の画像)にはピラーがしっかりと入ってきます。
引用:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/carislife/20170228/20170228181040.jpg
トヨタC-HRやホンダヴェゼルを追撃!全長4.4mのコンパクトSUV
参考として、ジュネーブモーターショーモデルのスペックを掲載します。
・全長×全幅×高さ(㎜):4,405 × 1,805 × 1,685
・ホイールベース (mm):2,670
・トレッド 前 / 後 (mm):1,545 / 1,545
・エンジン / トランスミッション
…1.5L ダウンサイジング直噴ターボエンジン / CVT
…2.2L クリーンディーゼルターボエンジン / 8AT
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]欧州やアジアなら、ディーゼルが売れそう。でも日本ではガソリン一本?[/voice]
引用:http://www.mitsubishi-motors.com/jp/events/motorshow/2017/gms2017/eclipse_cross/
一方、アジアを中心に販売されている人気のパジェロスポーツですが、2.4Lと2.5Lの各ディーゼルエンジン、そして3Lのガソリンエンジン(8AT)がラインナップしています。
2017年秋、欧州にまず発売されることから、パジェロスポーツ同様、ディーゼルエンジン車が優先的に生産されると思われます。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]いかがですか?トヨタC-HRやホンダヴェゼル、レクサスNXとガチンコになる可能性が高い、エクリプスクロス。興味のある方は、今秋の欧州発売までしっかり情報をキャッチしていきましょう![/voice]