[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]皆様こんにちは! 私は、現在発表されている新車種や、発売間もない新型車を皆様に紹介するナビゲーターの西山狭子(にしやま きょうこ)です。
今回は、トヨタ ヴィッツ GRMN をご紹介します![/voice]
Contents
2013年に続き、ヴィッツ GRMNモデルが限定発売
フランスで火が付いたホットハッチ
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/3218370/001_o.jpg
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]2017年1月にマイナーチェンジされたヴィッツ。
実は2010年にニューモデルがデビューして2度目のマイチェンとなったロングセラーモデルですが、当初からスポーツモデルが存在していました。[/voice]
モータースポーツに参戦するヴィッツ…そのきっかけは、フランス・プジョーの名作「106」の存在。1991年にデビューした106は、全長が3,565mm。
そして車重がわずか810㎏と軽量だったことから、たちまちラリー仕様として欧州でのトップセールスを獲得。
引用:http://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/usercar/000/000/568/482/568482/p1.jpg?ct=f80376a97805
引用:http://www.rac.co.uk/drive/images/made/drive/images/remote/http_f2.caranddriving.com/images/used/big/peug106zen_750_500_70.jpg
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]日本でも”ホットハッチ”というカテゴリーが誕生し、コンパクトカー=安い、走らない…というイメージを完全に払拭したモデルのシンボルになります。[/voice]
イタリアやフランスのコンパクトハッチを≪ホットハッチ≫と言います。
この2か国で生産されたクルマはドイツ車と違い、ラテン系の遊ぶ心満載。
[aside type=”normal”]≪ホットハッチ≫はカラーリング、デザイン、車重の軽さやシートのしっとり感(ドイツ車のような硬さはない)、そして若干柔らかめのサスペンションながら、高速でもしっかりと車体が安定するような楽しい走りが特徴です。[/aside]
たった100台、200台という限定車。大量生産のトヨタが挑んだスポーツカー
2017年3月、スイス・ジュネーブモーターショーで公開された、ヤリスGRMN。2018年初頭に欧州発売される予定(トヨタの公式発表より)
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
1999年にトヨタはヴィッツを発売、フランスの自社工場で生産されたヴィッツ(欧州名:トヨタ・ヤリス)は欧州でも高い評価を得ていきます。
全長3.6mとして、5ナンバーぎりぎりの全幅を1.66mとしたことで、車体のふらつきを抑えた小型車となったことも功を奏し、「RS」「G’s」といったスポーツモデルをラインナップ、2013年には「GRMN」モデルを誕生させます。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]GRMNは、マークX・86・IQとヴィッツのみに存在する、フルチューニングのスポーツカー。
ドイツのニュルブルクリンクサーキットという過酷な状況で走らせることを≪想定した≫クルマ…となれば、当然公道の「ヤワな」アスファルト道ではガチガチの足回りとなります。
ですが、100台限定のマークXは、発表と同時に完売。
2013年のヴィッツ”Vitz GRMN Turbo”(200台限定)も即完売されているのです。
速くて、かっこよくて…これなら女性受けもばっちりの硬派なレースカーですね![/voice]
2017年10月に発売開始!?
フランス工場で製造、逆輸入車
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
3ドアハッチが当の昔になくなってしまったヴィッツですが、2017年発売予定のGRMNはなんと3ドア!2013年モデルでも3ドアでしたが、これはトヨタの国内工場生産でした。
…ということは、前回は国内向けではなく「オーストラリア」「英国」向けの右ハンドル仕様。
日本とは違う剛性基準にマッチしたボディ、サスペンションにもロア・アームを補強するなど、足回りもしっかりさせていました。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]ところで、今回の2nd GRMNはフランス工場での生産。ヴァランシエンヌにあるトヨタ4番目の工場は、ヤリスをアメリカに輸出しています。
アメリカでは今回のGRMNがアメリカで発売されないことに「残念だ」との声が上がっているんですよ。
ネット情報で、世界的にも注目のGRMN。
国産モデルと違うのはマニュアルミッションのあるなしだけじゃない![/voice]
公開スペックはこうだ!
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]ここからは、ヴィッツGRMNのスペックについて、予測情報と確定情報をご紹介しましょう。[/voice]
[aside type=”warning”]予測内容は次の通りです。
■予想発表時期……2017年10月
■全長×全幅×全高(mm)……3945×1695×1480
■搭載エンジン……1.8L 直4DOHC+スーパーチャージャー
■車重(㎏)……1,070
■販売価格は340万円から360万円程度
[/aside]
公開情報は次の通り
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
■最高出力……210ps
■フロントサスペンションタワーのバー追加
■ブレース補強を行った強化シャシー
■SACHSショックアブソーバー
■トルセンLSD(リミテッド・スリップ・デフ)
■フロントスタビライザーバー
■BBS 17インチマルチスポークホイール
■ブラックウィングリアスポイラー
■リアディフューザー
■センターエキゾーストテールパイプ
■スポーツタイプフロントシート
■スポーツアルミペダル
■コンビネーションメーター
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]コンパクトカーのヴィッツが、こんなにガラッと変わってレース仕様になるとは、驚きですね![/voice]
画像は以下の通り。ジュネーブ・モーターショーでの公開画像です。
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
引用:http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/yaris/
いかがでしょうか?すでに8年目に突入しているロングモデルの3代目ヴィッツ。
国内モデルだけならば、5年程度でフルモデルチェンジですが、フランス・中国・日本などで生産され、全世界に輸出されるモデルですから、世界中で走っているトヨタ車…ということになります。
GRMNは単に、公道レーサー御用達のモデルではありません。
また、車両価格は一般車両よりも高価ですが、もともとのベースモデルを補強したりチューニング、あるいは外装・内装を一新しています。
ですから、意外にお買い得なクルマと言えます。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]実車が公開される2017年の第45回東京モーターショーは、10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間、東京ビッグサイトで開催。
予測では同時に発売開始とのことですが、欲しい方は事前にお近くのディーラーで早めに予約を入れておきましょう![/voice]