[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]皆様こんにちは! 私は、現在発表されている新車種や、発売間もない新型車を皆様に紹介するナビゲーターの西山狭子(にしやま きょうこ)です。
今回は、フルモデルチェンジの レクサスLS をご紹介します!
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Contents
11年ぶりのFMC。大きく変わったのはどこか?
引用:http://www.asahi.com/and_M/articles/images/AS20170111002431_comm.jpg
LSはレクサスの最高級グレード。
トヨタの日本工場で製造されている国産車ですが、輸入車と間違われるほどのゴージャスなクルマです。
2017年にフルモデルチェンジされたLSは、初代の「セルシオ」から数えて5代目に当たります。
セルシオは1989年に開発されたモデルで、ハンドメイドの部分を多く取り入れたクルマとして知られています。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]長らくクラウンが最高級グレードだったトヨタですが、クラウンは欧米には輸出しませんでした。
セルシオの誕生でトヨタは初めてメルセデス・ベンツやBMW、キャディラックなどと対等のグレード持つようになったのです。
故障しない高級車、室内が静かでゆったりと走る……こういったクルマはセルシオが世界で初めてだったんです![/voice]
スペックの変化を見る
引用:http://lexus.jp/models/ls/images/img_gallery_05.jpg
引用:http://s.response.jp/imgs/sp/photo/1136473.jpg
今回の新型と旧型を比較してみましょう。
LS600 ・ LS500(北米仕様)
■ボディーサイズ:全長×全幅×全高
=5210×1875×1475mm → 5235×1900×1450mm
■ホイールベース:
2970mm → 3125mm
■エンジン:
5リッターV8 DOHC → 3.5リッターV6 DOHC ツインターボ
■トランスミッション:
8段AT → 10段AT
■最高出力:
394ps (290kW)/6400rpm → 421ps(310kW)/5200-6000rpm
■最大トルク:
53.0kgm(520Nm)/4000rpm → 61.0kgm(600Nm)/1600-4800rpm
[aside type=”warning”]新型の数値はあくまでも北米仕様。日本仕様は未定です[/aside]
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]新型はボディーサイズが若干大きくなり、車高を下げています。
エンジンはダウンサイジングしましたが、出力はアップ、トランスミッションも10段に増えていますね。
エンジンにこだわる方はV8からV6…というと、がっかりするかもしれませんが、性能は逆に良くなっていますよ![/voice]
エクステリアは結構変わった
引用:http://cdn-image.as-web.jp/2017/01/10011715/012-765×510.jpg
引用:http://lexus.jp/models/ls/images/img_gallery_07.jpg
今回の変化は、外観からもよくわかります。
サイドビューは「シックスライト」と呼ばれる手法を取り入れています。(上の画像)
シックスライト=6枚の窓、という意味で、片側3枚ずつの窓があることで、室内空間をより広く見せる効果があります。
また、Cピラーの角度を寝かせることで、クーペフォルムを取り入れているのも特徴ですね。
クーペフォルム自体は、日産・シーマやポルシェ・パナメーラなどが有名。
ただ、車高が高いと格好が悪くなるので、室内高も低く抑えなければならない制約も出てきます。デザイナーとすれば、クーペフォルムのセダンは、腕の見せ所。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]タイヤも19インチから20インチと大きいですね。[/voice]
ただ、この形状だと、官公庁や企業の役員が乗るには少しモダンすぎるのでは…という声が聞こえてくるかもしれません。
リヤランプの形状も独創的
引用:http://livedoor.blogimg.jp/hwing/imgs/0/f/0f7b7e22.jpg
引用:http://lexus.jp/models/ls/images/img_gallery_06.jpg?20141016
上の画像が新型、下が旧型。LED配置はほぼ同じなのに対し、サイドからの流れるような3方向はほかのクルマには見られない特徴。
外観については、特に北米では高い評価を受けているLS。
ただ、20代、30代前半の年代にはおとなしすぎる…という感想が多く、レクサスブランドの最高級車としての存在感が薄かったのも事実でした。
そこで、今回は思い切ったエクステリアの変更が図られました。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]高級車は走っても止まっていても「絵」になるクルマだと、憧れますね……[/voice]
引用:http://cdn.autos.goo.ne.jp/news/170110/imgs_feed_zoom_1136687.jpg
インテリアは、かなりの変化が!
引用:http://amd.c.yimg.jp/im_siggyVBU8RRFUTVPAeVG7_kZBw—x900-y599-q90/amd/20170110-10258112-carview-002-2-view.jpg
上が新型のコックピット。
下の旧型に比べ、パネルやボタン類が減り、すっきりした印象。
ドアトリムの形状は画像だけではわからないほどの斬新さです。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]今回の内装は、どの高級車とも違うデザインを押し出したものになっているようです。[/voice]
気になる安全性能はデータが出てきていませんので詳細はわかりませんが、フルモデルチェンジにふさわしい装備になっているのは間違いないはずです。
引用:http://lexus.jp/models/ls/images/img_gallery_10.jpg?20141016
↓ドアトリム、というよりも完全に室内の一部という凝った形状。まるで着物の十二単や襖(ふすま)障子(しょうじ)の重なりなどを表現したよう。
引用:http://s.response.jp/imgs/sp/photo/1136698.jpg
ハイブリッドのLS500hについて
引用:http://car-topic.com/wp-content/uploads/2016/12/新型レクサスLS3.jpg
LSでは、やはり人気なのがハイブリッドモデル。
ここでは、そのスペックについても記載しておきましょう。
LS500h
■エンジン: 3.5リッターV6 DOHC ツインターボ
■最高出力:299ps
■最大トルク:35.7kgm
■システム合計最高出力は359ps
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]ワートレーンでは、2基のモーターと有段変速機構を合体させた「マルチステージハイブリッドシステム」が採用されます。[/voice]
試乗した関係者によると、現行モデルよりも低速域からの伸びが増している、とのこと。
[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]また、モーター走行(EV走行)の範囲も増えているので、燃費もよくなり、静かなクルージングが楽しめる…ということです![/voice]
引用:http://response.jp/imgs/zoom1/1136685.jpg
レクサスLSはレクサスオーナーだけでなく、世界中のファンから注目されている一台。
特に、メルセデス・ベンツSクラスなどの競合車を考えている方には、今後の発売予定が気になるのではないでしょうか。
ハイブリッド性能の向上で、EV走行域が広がったのは大きなニュース。
テスラなどのEVメーカーが躍動するなか、LS500hのデビューはビッグニュースでしょう!