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【新車情報】ダイハツ スポルザ 新グレードスポルザ登場?!

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[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]皆様こんにちは! 私は、現在発表されている新車種や、発売間もない新型車を皆様に紹介するナビゲーターの西山狭子(にしやま きょうこ)です。

今回は、ダイハツ の新グレード「スポルザ」をご紹介します![/voice]

ダイハツは、軽自動車専門メーカーではなかった

小型車で挑戦…意欲的なクルマがあった

引用:http://dport.daihatsu.co.jp/cp/cast/pc/img/index-item-style-car.png

引用:http://dport.daihatsu.co.jp/cp/cast/pc/img/index-item-sports-car.png

2016年1月~12月が580,115台と軽自動車セールスでNo.1に輝いた、ダイハツ。16車種の乗用軽自動車を発売する、日本最大の軽自動車メーカーです。

とはいえ、以前は軽以外の乗用車も積極的に発売していたのですが、ご存知でしょうか?「シャレード」「シャルマン」「アプローズ」……古くからトヨタと提携していたとはいえ、軽専業ではなく普通乗用車も次々と開発、発売していたのです。

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]ダイハツの主なモデルをちょっとだけご紹介しましょう![/voice]

シャルマン

引用:http://blog-imgs-46.fc2.com/n/s/a/nsadj0623/201312130301140e0.jpg

1974~81年発売のシャルマン。実はトヨタ・カローラの姉妹車でもあった。

軽乗用車メーカーは一般社員や取引先のための「軽以外の普通乗用車」を作る必要があった。このクルマは当時のカローラより上級で、そこそこ評判が良かった

アプローズ

引用:http://www.hyogo-daihatsu.com/upfile/nenpyo_car/nenpyo_car_img_n000024.jpg

引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201010/08/72/f0145372_7283513.jpg

[aside type=”normal”]1989~2000年に発売された4ドアセダン。

ダイハツとしては提携先のトヨタと無関係の乗用車を作ることで、普通乗用車メーカーとして脱皮できるチャンスだった。

セダンでハッチバックというアイデアもユニーク。

ただ、リコールが早々と発生したため、売れ行きは良くなかった[/aside]

30年近く続いたシャレード

イタリアとイギリスは、モータースポーツをリードする大国。

現在のF1もそれは変わりません。

小規模のチューニングメーカーが多く、エンジンやボディは大手乗用車メーカーから調達して、完全にオリジナルモデルにしてしまう技術は一流。

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]ダイハツはイタリアのデ・トマソと提携し、当時世界で売れていたパンテーラそのままのカラーリングを用いた「シャレード・デ・トマソ」を発売しています。[/voice]

シャレードはそのオーソドックスな外観が人気となり、ターボエンジンを搭載したモデルが大ヒット。

ダイハツで最も売れた乗用車となります。

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]下の写真でわかる通り、ナンバープレート部分のくぼみが横長になっています。

これは欧州で販売されることを前提としたプレート用の凹み。ちなみに、日本のナンバープレートはアメリカ式の大きさなんです。[/voice]

引用:http://dupfdpeuykf2f.cloudfront.net/uploads/article/thumbnail/1607/_______001.jpg

1977年から2000年にかけて発売されたシャレード。

中でも2世代目のG11系は成功をおさめたモデル。デ・トマソ ターボが人気だった。

↓イタリアのモデナで創業された、デ・トマソの名車「パンテーラ」。赤に黒のカラーリングに、DE TOMASO と書かれたボディは、シャレードにもそのまま流用され、大ヒットになった。

引用:http://s-media-cache-ak0.pinimg.com/originals/01/ff/49/01ff4982340f1f0150e33a4b40d35efb.jpg

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]極太のラジアルタイヤが印象的なパンテーラ。リトラクティブランプ部分も特徴的ですね!

ダイハツとすれば、このパンテーラが記憶にある世代がまだステアリングを握っているうちに、デ・トマソ「レジェンド」を復活させよう…と思ったのかもしれませんね。[/voice]

[aside type=”warning”]↓まるでウイングのようなエンジンルーム開閉。走らせるだけでなく、止まっているときもオーディエンスを楽しませるクルマ作りは、アレジャンドロ・デ・トマソ本人がレーサーだったことに起因する[/aside]

引用:http://s-media-cache-ak0.pinimg.com/originals/d6/5c/94/d65c949d511c4fd9b9ab9e0a566e441e.jpg

スポルザは、このシャレード・デ・トマソが祖先かも…

引用:http://cars-catalog.info/wp-content/uploads/2013-11-29/alejandro-de-tomaso-wikipedia-the-free_10.jpg

アレジャンドロ(アルゼンチン出身のデ・トマソなので、スペイン語読みでは「アレハンドロ」)・デ・トマソがダイハツシャレードをデ・トマソ仕様にしたもの。

シャレードの4世代目で、最終モデルです。

どうですか?ダイハツのイメージが変わったのではないでしょうか?

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]今でこそ、トヨタグループの完全子会社で軽自動車専門メーカーの色合いが濃い会社ですが、まだまだオリジナリティは消えていません。

それが今回の「スポルザ」ということでしょう。[/voice]

なぜ、スポルザを出してくるのか?

引用:http://dport.daihatsu.co.jp/event/tokyo_as2017/img/sporzaLineUp.jpg

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]デ・トマソ同様、ダイハツのホットバージョンといえば「TR-XX」。

TR-XXはこのスポーツ仕様は1985年に登場し、1998年まで続きましたが、ミラはダイハツの代名詞とも言えるクルマになっていました。

ところが、その後ムーブやタントといった≪ハイトワゴン≫が主流となったことから、スポーツバージョンは消えてしまいました。[/voice]

ですが、ライバルであるスズキは「アルトワークス」や「アルトターボRS」が好調に売れています。

トランスミッションがマニュアルシフトであったり、サスペンションやターボなど走りが楽しいモデルには根強いファンがいるもの。特に最近の軽自動車は剛性も高まり、室内も安っぽくない作りになっています。

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]そのため、ダイハツとしてもブランド向上を図ってどうしてもスポーツバージョンが欲しい。

また、一定数売れ続けることで、メーカー技術者のやる気も高まっていく…というきっかけが必要になっているのですね![/voice]

引用:http://car.kurumagt.com/wp-content/uploads/2016/12/2016d-12233.jpg

↑2シーターのコペン。

スポーツカーやオープンカーは経費が掛かってメーカーにとっては儲からない車種。

だが、ブランドイメージを高めるアイテムとしては最高。

これだけ迫力のあるオープンモデルは世界でも珍しい

↓赤、黒に塗り分けられたボディに、白字・白抜きのマーキング。

まさにデ・トマソと同じことをかっこよくやっているモデル

引用:http://img01cv.c.yimg.jp/ycv/motorshow/article/39/5292/01_w1920.jpg?tm=170113182420&type=resize&quality=90&width=640&height=480

↓これは普通車のブーン。排気量1Lでも、なかなか速そうな感じに見える

引用:http://image.e-nenpi.com/article_images/201701/288372/1138457.jpg

[voice icon=”https://scoop-movie.jp/wp-content/uploads/2017/03/074698d2d0188039cb58bb6390c1518d.png” name=”西山 狭子” type=”r”]ダイハツ・スポルザは、車名ではなく「スポーツモデル」のブランド名

様々な車種がスポルザを名乗ることで、かっこいいクルマがどんどん出てくると楽しいですね!

女性受けする硬派なクルマも大歓迎ですよ![/voice]

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