1週間で5キロの減量はかなりハードなダイエットになります。
健康を害さないために注意すべきことを守り無理なく痩せましょう。
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1週間で5キロ減量は可能?
引用:http://www.yalepharmaceuticals.com/%E6%97%A9%E3%81%8F%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E5%BF%85%E8%A6%8B%EF%BC%811%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A75%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%82%84%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%96%B9.html
健康的なダイエットは1ヶ月に体重の5パーセント程度減量するダイエットだと言われています。
長い期間を想定したダイエットの方が、体への負担も少なく済みますし、リバウンドする可能性もより少なくなります。
たった1週間で5キロのダイエットとなると、体への負担は相当なものになりますし、リバウンドのリスクもかなり高いと言えるでしょう。
健康的に痩せることを目的とするならば、短期間でのダイエットはお勧めできません。
どうしても1週間で5キロの減量が必要だと言うならば、方法として挙げられるのは1週間の断食ダイエットです。
ただし、断食ダイエットは思っている以上に体への負担が大きく、もし成功したとしても、その後のケアをしっかり行わなければ確実にリバウンドしてしまいます。
1週間断食ダイエットで5キロ痩せたいと考えるのであれば、絶対に無理はしないこと、そして、痩せた後が1番肝心であることを忘れないでください。
また、元々痩せすぎている方や妊娠中や授乳中の方、糖尿病などの疾患のある方は絶対に行わないでください。
1週間断食ダイエットとは?
引用:https://kireca.com/serial-diet/
1週間断食ダイエットとは、その名の通り1週間食事を摂らないダイエットです。
水分を普段より多く摂り、食事の代わりにスムージーや酵素ドリンクなどを活用して栄養補給を行います。
そもそも人間が太る原因というのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回っているからです。
消費カロリーの約7割を占めるのが基礎代謝というもので、この基礎代謝は、運動を一切しなくても生命を維持するために必ず消費するエネルギーのことです。
つまり、人間は食事を摂らず摂取カロリーがほぼない状態でも、ある程度のカロリーは消費するわけですから、エネルギーが不足していれば蓄えられた脂肪を燃焼するので痩せるというわけです。
しかし、摂取カロリーを極端に減らすダイエットでは、体のエネルギーが不足しすぎて体が危険信号を出すため、なるべくエネルギーを使わないように省エネモードに切り替わります。
そして、なるべく多くの栄養を吸収しようするので、断食を終えた後にかなりの確率でリバウンドしてしまうのです。
引用:https://ameblo.jp/yy4540yy/entry-11895565316.html
そこで、リバウンドのリスクを減らすために最も重要になるのが、断食後の回復食というものです。
ここで回復食を摂るのを怠ると、間違いなくリバウンドしてしまいます。
そして、急激な減量からのリバウンドによる急激な増量に体はダブルで負担を受けることになるので、後の回復食をしっかり行あ必要があります。
回復食については後ほど詳しく説明します。
食事の代わりのスムージーや酵素ドリンク
引用:http://xn--qckqc0nxbyc4cdb4289kee1b.pw/mineral-gs.html
食事を一切摂らない代わりに、ダイエットスムージーや酵素ドリンクを活用しましょう。
スムージーや酵素ドリンクではなく、ただの水やお茶で乗り切ろうとする人がいますが、それは非常に危険です。
カロリー摂取がほぼ無いだけでも体は危険信号を出しますが、栄養補給さえも1週間無い場合、体は飢餓状態にあると判断するため、貧血やめまいなど、健康を害する可能性もあります。
それでは1週間続けることは出来ませんし、出来たとしても体調を悪くしては意味がありません。
スムージーや酵素ドリンクを活用すれば、ミネラルや食物繊維、ビタミンや糖分も摂ることができるので、安全面から考えてそういったダイエット食品を活用しましょう。
1週間断食ダイエットのやり方
♦︎1日5回スムージーや酵素ドリンクを摂る
引用:https://maquia.hpplus.jp/topics/account/news/body/KHNjEZA?page=3
朝、昼、晩の食事の代わりにスムージーや酵素ドリンク200㎖を置き換えるのに加えて、朝と昼の間、昼と夜の間などにも200㎖のスムージーや酵素ドリンクを摂り、1日最低5回は摂るようにしましょう。
スムージーであれば腹持ちもいいものもあり、1日3回で十分と張り切ってしまうかもしれませんが、最低でも5回は摂るようにして、栄養補給を怠らないようにしましょう。
そのほかにも小腹が空いたら我慢せず摂って構いません。
途中で断食を断念して、ご飯やお菓子をドカ食いしてはダイエットどころか、代謝が落ちて溜め込みやすくなっているので激太りの可能性があります。
スムージーや酵素ドリンクであれば、ほとんどカロリーもないので安心して、飲みたいときに飲みましょう。
また、その合間にも水やお茶などの水分補給をしっかり行いましょう。
いつも飲んでいる水分の2倍は摂る必要があると思ってください。
これを、1週間続けると恐らく5キロの減量は可能です。
もしも、5キロ痩せられなかったとしても1週間以上は健康を害する可能性が高くなるので、長くても1週間で中止しましょう。
無理な運動はNG
引用:http://d-aobadai.com/schedule/
1週間という短期間で体重を落とすためと言って、断食をしながら無理に運動まで頑張ってしまうのは危険です。
ランニングやウォーキングなどダイエットに効果的と言われる有酸素運動は、確かに普通のダイエットでは有効ですが、摂取カロリーがほとんどない状態なので、代謝による消費カロリーだけでも十分体重は減ります。
ですから、無理をして運動しようと意気込む必要はありません。
ただし、空腹を紛らわしたり、断食によるストレスを少しでも軽減するために、ストレッチやセルフマッサージなどは効果的です。
お風呂上がりなどにリラックスした状態でゆっくりとストレッチしたり、リンパマッサージなどを行うと、空腹によるイライラも少しは紛れますし、また短期間でダイエット効果を得るために、むくみを取ることは有効です。
怠ってはいけない回復食
引用:http://xn--wp-mg4aqa2jua9a9041koipb.com/diet/fasting/456/
回復食とは、断食ダイエットを終えた後普通の食事に戻す前に摂るべき食事です。
断食そのものよりも後の回復食が、このダイエットの成功の鍵となりますから、怠ってはいけません。
1週間の断食により体は次に摂取される栄養を今か今かと待ち構えている状態です。
我慢に我慢を重ねた1週間ですから、食べたい気持ちは十分分かりますが、断食ダイエットを終えた瞬間にいつも通りの食事を摂れば、そのカロリーはすべて体に吸収されるでしょう。
1週間で5キロと言わず2、3日もあればリバウンドしてしまいます。
それでは、1週間の断食ダイエットは全く意味がありません。
1週間の断食に対して回復食は最低3日間は取る必要があります。
回復食の摂り方
回復食は最低3日間、次のように摂るようにしましょう。
・1日目
引用:http://www.sirogohan.com/recipe/omoyu/
朝食:重湯
夕食:重湯
・2日目
引用:http://put.very7.net/2016/01/05/post-2873/
朝食:お粥
夕食:お粥
・3日目
引用:http://kouso.maky.info/kouso/archives/440
3食軽めの食事
例:玄米食、にゅうめん、温野菜、豆腐など
1週間断食を耐えたのにも関わらず、痩せた後も重湯やお粥で過ごす2日を乗り越えなければならないのは、精神的にも身体的にもかなりきついものです。
1週間という短期間で5キロ減量するというのは、それだけ大変ということなのです。
何度も言いますが、短期間で落ちた体重は短期間で戻る可能性が高いため、そのリスクを回避するためには後の回復食は絶対に怠ってはいけません。
まとめ
1週間で5キロの減量は思っている以上に体に負担を与えます。
精神的にも身体的にもかなりしんどいものです。
ですから、本当にどうしても必要というときのためのダイエットだということを理解して、絶対に無理なく行いましょう。
また、初めての断食ダイエットで1週間5キロ痩せたとしても、何度も行なっていると代謝がどんどん落ちて痩せにくい体になっていくため、断食をしても最終的には痩せなくなります。
1週間で5キロ痩せることのリスクをしっかり理解し、健康を最優先に考えた上で行いましょう。